国産のマカ
薬局やドラッグストアで販売されているマカサプリメントのほとんどが、ペルー産のマカを使った商品です。
最近では、国産のものを使ったサプリメントも登場してきました。
ペルー産のものは国外への輸出が制限されているため、需要の多い日本では栽培を行うようになってきたのです。
マカは非常に厳しい環境の中でしか自生しない植物です。
海抜4,000メートル以上、寒暖差が20度以上の環境で育ちます。
つまり、高い山の上で育てなければ育たない植物なのです。
日本ではそんな高い山がたくさんありません。
まさに、富士山の頂上で育てなければいけないような植物を、国産で作るのはとても大変です。
今までは多くの農業関係者が挑戦しているものの、栽培が非常に困難で諦める方が続出しました。
寒すぎても育たない植物をどう栽培すれば良いのか、その研究は何十年も続き、ようやく近年、栽培に成功したそうです。
実は、その国産マカがペルー産よりも優れていると話題になっています。
ペルー産よりもアミノ酸の含有量がとても多く、圧倒的に国産マカのほうが栄養価が高かったのです。
国産には、必須アミノ酸であるスレオニンも含まれています。
筋肉増強や内臓機能改善などの効果があります。
非必須アミノ酸は、ギャバやシステインなどを含んでおり、新陳代謝を高めるアミノ酸などペルー産と比べて倍近く含まれていることがわかりました。
日本産のマカのほうが、ペルー産よりも優れているため、近年ではさらに需要が高まってきています。
その代り、国産を使用したサプリメントはとても少なく、メーカーも限られています。
ペルー産よりも高額だという点がデメリットです。
産地でどういった育て方をされているのかわからず、製造工程や品質管理の方法さえわからない。
そんな外国産のサプリメントより、安心できる国産サプリを飲みたいという方に、国産マカがおすすめです。
費用対効果を考えても、ペルー産に劣らないコストパフォーマンスを持っています。